ALC外壁の耐用年数は?メンテナンス時期と費用について解説!

公開日:2023/09/15  最終更新日:2023/06/23

ALC外壁の耐用年数

ほかの外壁材よりも耐用年数が長いので、ALC外壁を採用したいと考えている人はいるでしょう。ほかの外壁材よりも長持ちしますが、定期的なメンテナンスは欠かせません。業者に依頼するだけではなく、自分でも日頃からメンテナンスを欠かさないようにしましょう。使用する塗料にもこだわってください。

ALC外壁の耐用年数は?

60年の寿命がありますが、メンテナンスを欠かさないことが前提となります。日常生活で、汚れをこまめに取り除くことを意識しましょう。

法定耐用年数

鉄骨造の場合の法定耐用年数は、19年、27年、37年、47年のいずれかになります。

年数は、建物の構造により異なるので知っておきましょう。

ただし、減価償却の計算をするときに使用する数字なので、実際の耐用年数とは異なります。減価償却の計算をしない人は、実際の耐用年数を知っておきましょう。

実際の耐用年数

サイディングは40年、モルタルは30年、金属系は40年といわれていますが、ALC外壁は60年といわれています。

耐久性、断熱性、耐震性に優れているのが特徴です。

耐久性と耐震性が優れているので、地震や台風が発生したときも、住宅にダメージが残りにくくなっています。

断熱性に優れているので、1年中室内で快適に暮らせます。夏は涼しくて冬は暖かいので、電気代の削減にも貢献します。

小さい子どもがいる家庭では、家庭での生活音が原因で、近隣住民に迷惑をかけないか不安に思うでしょう。

断熱性に優れている住宅では、生活音が室外に聞こえにくくなっているで安心してください。トラブルを防止したい人におすすめです。

メンテナンスの時期とかかる費用

ほかの外壁材よりも寿命が長いので、定期的にメンテナンスして長持ちさせましょう。

ランニングコストを削減するために、屋根や屋上も一緒にメンテナンスしてもらいましょう。

およそ10~15年ごとにメンテナンスが必要

ほかの外壁材と比較すると、ALC外壁は長持ちするメリットがあります。

ほかの外壁材は、定期的にメンテナンスを実施しても、30~40年ほどで建て直しやリフォームを検討しなければいけません。

ALC外壁は、60年ほどで建て直しやリフォームとなるので、ほかの外壁材で建てた住宅よりも、長く生活を送れるようになっています。

ただし、およそ10~15年ごとに業者にメンテナンスを依頼しましょう。

目安として、15年が経過したタイミングでコーキング増し打ちと外壁塗装、30年が経過したタイミングでコーキング打ち替えと外壁塗装、45年が経過したタイミングでコーキング増し打ちと外壁塗装という流れになります。細部のスケジュールは業者と相談してください。

外壁に合った下塗り材を使用する

外壁は3回に分けて塗っていきます。下塗り材は、中塗りと上塗りを密着させるためのベースとなるので、重要な役割を果たします。ALC外壁に合った下塗り材を選択しましょう。

外壁にマッチした下塗り材を使用すると、耐久性が向上します。長く安全に快適に暮らせるように、塗料にはこだわりましょう。塗料選びで悩んだときは、業者に相談してください。

透湿性が高い塗料を使用する

湿気を外壁材の外に逃すことが大切になります。

そのためにも、透湿性が高い塗料を選択しましょう。

湿気が外壁材のなかに溜まってしまうと、水分が外に放出されなくなるので、透湿性の低い塗料はおすすめしません。

どのような塗料を選択すればよいのか分からない人は、業者に相談しましょう。

インターネット上で塗料を紹介しているサイトが複数存在しますが、使用している外壁材や地域の気候なども考慮して塗料を選択するほうがよいでしょう。予算オーバーにならないように、業者に予算の上限を伝えておいて任せてみてください。

屋根や屋上も一緒にメンテナンスする

足場を組み立てる費用が発生するので、屋根や屋上も一緒にメンテナンスしてもらいましょう。

個別に業者に依頼すると、その都度足場を組み立てる費用を負担しなければいけません。

足場を組み立てる費用は、工事全体のおよそ15~25パーセントを占めるので、少しでも費用を抑えたい人におすすめです。

また、業者にもよりますが、一度の工事で複数箇所のメンテナンスを依頼すると、割引してくれる可能性があります。お得なセットプランを提案してくれる場合もあるので、まずは気軽に見積もりを依頼しましょう。

メンテナンスが必要な劣化具合

目にすると明らかに分かる症状が出現しているときは、すぐに業者に連絡しましょう。

手遅れになってしまうと、最悪の場合は建て直しになってしまいます。

色褪せやチョーキング

こちらの症状が見られるようになると、メンテナンスの時期になります。外壁が色あせてきたと感じたら、耐用年数が過ぎていないか確認しましょう。

なお、色褪せしやすい外壁材の色を使用していると、耐用年数よりも早く症状が出現する可能性があります。

また、外壁に触れたときに、手のひらに粉が付くと、メンテナンスの時期になったことが分かります。目で見て確認しても分からないときは、外壁に触れてみましょう。

ひび割れ

こちらの症状は、メンテナンスの時期を過ぎてしまっているサインなので、すぐに業者に依頼しましょう。

徐々に大きなひび割れができるようになってしまいます。最悪の場合は、外壁が欠けてしまいます。

欠けてしまうと、外壁を欠ける前の状態には戻せません。メンテナンスの費用も高額になってしまいます。

また、住宅から割れた破片が、近隣住民や付近の道路に落下してしまうので、思わぬ事故を引き起こしてしまいます。最悪の事態を想定して、早めに対処しましょう。

カビやコケの発生

日常的に外壁材に水が付着していると、カビやコケが生えてしまいます。

また、太陽光があまり当たらない北側の外壁に、カビやコケが生えやすくなっているので、そのまま放置しないようにしましょう。

その理由は、外観デザインの美しさが無くなってしまうことも挙げられますが、外壁材の耐久性が低下してしまうからです。

丈夫で長持ちする住宅に住みたいと考えている人は、こまめに外壁材をメンテナンスしましょう。

ブラシで汚れを落とす方法もありますが、その場合は高い場所にある汚れを取り除くのが難しくなります。

高圧洗浄で綺麗に汚れを落とせるので、汚れが付着した後にすぐに対処しましょう。その後に、業者に再塗装を依頼すると耐久性が向上します。

コーキングの劣化

外壁同士をつないでいる部分なので、その部分が劣化するとすぐに業者に補修を依頼しましょう。

外壁材は丈夫な素材でできていますが、永久的に効果が持続するわけではありません

コーキングが劣化すると、外壁の隙間から雨水や虫などが侵入してしまうので、住宅の構造材によくない影響を及ぼします。

また、住宅の構造材は実際に目で確認するのが難しいので、劣化が進行していても症状に気づきにくい特徴があります。

住宅の傾きや天井からの雨漏りというような症状が発生したときには、劣化が進行している可能性があります。

外壁材のメンテナンスだけで修復が済めば問題ありませんが、構造材が劣化していると、建て直すことも検討しなければいけません。

症状が明るみになってから対処すると手遅れになってしまうので、少しでも不安がある場合は業者に相談しましょう。

まとめ

ALC外壁は初期費用が高額ですが、耐久性、耐震性、断熱性に優れているので、コストパフォーマンスが優れているといえるでしょう。イニシャルコストも発生するので、採用するときは予算オーバーにならないように気を付けましょう。また、地域の特性に応じて塗料を選択することも大切です。どのような塗料を選択すればよいのか分からない人は、業者に相談しましょう。

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