外壁塗装に使える大阪の助成金情報を紹介します

公開日:2021/08/15  最終更新日:2021/04/02


外壁塗装をするときには、結構費用がかかります。塗料や施工範囲によって料金は変化するため、できるだけ安く作業を行ってもらえるようにお店選びを工夫する必要があります。ただ、安すぎると問題が起こるため、大阪の助成金を使って安く施工をしましょう。本記事では、外壁塗装に使える大阪の助成金情報を紹介します。

空家利活用改修補助事業とはどんなものなのか

大阪には空家利活用改修補助事業という助成金があります。これは住宅性能の向上をする目的で利用できるサポート金額です。大阪の空き家対策で作られたもので、リフォーム費用が必要なときに使用可能です。基本的に空き家を再利用するときに使うものなので、現在使用している住宅のリフォーム費用としては使うことができません。

ちなみにNPO団体が地域活性化のために使うことも可能です。住宅再利用型の場合は、省エネ化やバリアフリー化といった住宅性能の向上を目的として使えます。もらえるお金は改修工事費用の2分の1まで、最高75万円です。

地域まちづくり活用型の場合は、子ども食堂や高齢者サロンといった地域のまちづくりを活性化させるための改修工事費用に利用可能です。こちらは改修工事費用の2分の1まで、最高300万円までもらえます。空家利活用改修補助事業を利用するときは、都市整備局市街地整備部、住宅環境整備課、防災・耐震化計画担当まで連絡をしましょう。本制度は、外壁塗装以外にトイレの改良や階段、廊下幅の拡張などにも使えます。

大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業とは

大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業は、賃貸物件を経営しているオーナーに向けたリフォーム補助金です。賃貸物件のオーナーなら誰でも利用できるわけではありません。子育て世帯が入居する目的で改修工事を行う場合に支給されます。なお、支給される金額は改修工事の内3分の1までです。

空室に悩んでいるオーナーが、新規入居者を獲得するために活用できるため、うまく利用すれば経営改善を行えます。ちなみに、本制度を利用するときには要件があります。たとえば対象となる住戸や住宅などが昭和56年6月1日以降に着工して作られたものでないといけません。

さらに耐震工事を行い、地震に対する安全性が確立されている物件のみが利用可能です。建築基準法にも違反していない物件でないと、大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業は利用できません。

対象となる住戸の床面積が40平方メートル以上あることも条件です。台所や水洗便所、収納家具など住居に必要となる基本的な設備が各部屋に整っていることも大事です。

泉佐野市の住宅リフォーム助成事業を利用してみよう

泉佐野市には住宅リフォーム助成事業というものがあります。これは、これから住居予定の物件や住居している物件に対して適用される制度です。リフォーム工事をするときに利用できるものなので、外壁塗装のコスト削減を行えます。ちなみに助成金の交付が決定される前にリフォームを行ってしまうと対象外になるので注意しておきましょう。

さらに賃貸住宅は対象外となっているので気をつける必要があります。ただし、店舗や事務所との併用住宅の場合は、住居用の部分のみに適用されます。要件は申請日において10年以上住居している住宅であること、申請日から築5年以上の物件に適用されます。

もしくは、建築基準法第6条の2第1項の規定によって確認済証が交付された物件が対象です。市税においては滞納を行っていないこと、住宅リフォームの工事をするときは、泉佐野市内にある施工業者を利用しないといけません。もらえる金額ですが補助金対象工事費用の10%、最大10万円までです。助成金をもらえる回数は対象住宅と補助対象者一人に対して1回だけです。

枚方市三世代家族・定住促進リフォーム補助金とは

枚方市三世代家族・定住促進リフォーム補助金とは、枚方市に住んでいる方が利用できる住宅に関する助成金です。枚方市の少子化対策として作られたもので、3世帯同居のためのリフォームを行うときに活用できます。補助金のリフォーム費用ですが最高50%まで、上限が30万円ももらえるためコスト削減に役立ちます。

本制度には条件が設定されているため、充分に理解しておきましょう。子世帯が枚方市に入居する前、継続して1年以上市外に住居していることが条件です。

また、平成28年10月1日以降に枚方市内に転入の手続きをし、リフォームした住宅に住んでいることも条件になっています。親世帯は、市内に継続して1年以上住んでいる必要があります。リフォームする住宅は、子育てしている父と母が40歳未満の夫婦であること、同居する予定の親が住宅を所有していることも条件になるので注意が必要です。本制度は外壁工事以外に、ガスなどの設備工事やトイレ、キッチンなどの改修工事費用としても活用できるので便利です。

多世代同居支援住宅リフォーム補助制度を知っておこう

茨木市多世代近居・同居支援事業補助制度は、大阪府茨木市で行っている補助金制度の1つです。多世代が支え合い暮らせるためのまちづくりの一環として作られた制度のため、親と一緒に住宅に住みたい人は利用できます。市内に1年以上住居している子育て世帯、もしくは親などが同居をするために住宅のリフォームをした場合、本制度は利用可能です。

住宅のリフォーム費用の一部として活用できるため、コスト削減に役立ちます。子世帯とは、中学生以下の子どもがいる親子世帯のことを指します。出産予定の家庭も対象となっているので使い勝手がよいです。若夫婦世帯は、いつでも40歳未満の夫婦世帯であることが条件です。

また、中古の住宅や一戸建ての住宅、新築を購入することも条件に入っています。たとえば中古住宅を購入して外壁塗装を行いたいときに本制度は利用可能です。合計金額が10万円以上になるリフォーム工事をするときに活用できます。上限は最大30万円で、かかった経費の3分の1まで補助されます。

省エネ・省CO2設備導入事業補助制度を利用して外壁塗装が可能

省エネ・省CO2設備導入事業補助制度は、大阪府茨木市にて行っている助成金制度です。基本的に住宅を省エネ化するときに活用できるものなので、床や壁、天井や屋根などを断熱化したいときに役立ちます。また、外壁を遮熱塗装して省エネ化するときにも活用可能です。本サービスは、市内の中小企業の方を対象にしたものです。

そのため一般の方は利用できません。新エネルギー利用設備などを導入するときに活用できます。補助対象となる企業は、過去5年以内に補助金の交付を受けていないことが条件です。ちなみに、個人事業主や社会福祉法人、医療法人といった会社ではないところは対象外です。

大企業者が出資金の2分の1以上を単独保有していないことも条件になっています。本制度は50万円以上のリフォームを行わないともらうことができません。

さらにCO2排出量の削減効果が省エネルギーの改修においては、投資額100万円につき年間2t-CO2であることが条件です。新エネルギーの利用設備においては投資額100万円につき1t-CO2以上の削減効果が出ないといけません。

 

大阪には非常に多くの助成金があります。うまく利用すれば低コストで外壁塗装をできます。ただし各市によって内容が違っているため、確認をしておきましょう。また、交付される金額においても差があります。基本的に補助金は早いもの勝ちとなっているため、早期に申し込みをしましょう。ちなみに審査に通過できるのか事前に確認しておくことも大事です。

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