大阪で外壁塗装がおすすめの時期はいつ?

公開日:2019/09/15  最終更新日:2019/10/25

大阪で外壁塗装をする場合、一見して季節は関係ないように感じるかもしれませんが、事前に季節や時期などを調べてから申込みをするのが良いでしょう。そもそもなぜ季節や時期が関係あるのでしょうか。

春先に外壁塗装をするのが良いと言われている理由

外壁塗装をする場合には、春先が良いと言われています。これにはしっかりとした理由があり一番は気候が安定しているからです。通常外壁の塗装をする場合、外で行うため雨は大敵になります。雨が降る場合でも小雨程度ならばそのまま塗り続けることは出来るかもしれません。

しかしながら、小雨以上に雨が降ってしまうと作業を継続することが難しくなり、途中で中断せざるをえなくなるでしょう。これが何日か繰り返されると、結果的に仕上がりが遅くなってしまう可能性が高くなります。仕上がりが遅くなった場合の問題点としてどのようなことが考えられるでしょうか。

まず、日陰の状態が続くことです。外壁の塗装をする場合には、通常ネットを張りますが、その分日当たりが悪くなってしまうでしょう。さらには、足場が設置された状態が長く続くと泥棒が部屋の中に入ってきやすくなる傾向も考えられます。戸締りをしっかりすることは当然ですが、日程が延びれば延びるほど住人の緊張した時期が長くなってしまうでしょう。

次に、塗装に要する期間です。近所に対して事前にいつまでに工事を終わらせるか説明をしている場合があるかもしれません。おおむね外壁の塗装する場合に2週間を目安にしていることが多いですが、天気が不安定な状態だと3週間かかるようなことも考えられます。予定よりも時間がかかってしまうと場合によっては近所から苦情がくる恐れもあるため、注意しなければならないでしょう。

この点、春に関しては、雨も少なく気候が安定しているため、滅多なことで延期をするようなことはありません。予定通りに施工することができれば、上記のような問題を発生させずに済ませることが可能です。

一方で、秋に関しても同じことが言えます。秋も気候が良いときが多く比較的早いペースで塗装の工程を進めることができるでしょう。春と秋の季節は外壁塗装に向いている時期となるため申込みするタイミングとして検討してみてください。

ただ、申込みをする場合の注意点としては、気候の良いときに外壁塗装をしようと考える人が多く、予約が殺到する可能性があります。そのため、春と秋に外壁塗装を行いたい場合にはあらかじめ早めに予約をしておくことが重要になるでしょう。2カ月ぐらい前に予約をしておけば、大抵予約をとることは可能になります。

気温が安定しているならば冬や夏でもよい

外壁塗装をするときに重要なのは、天候だけでなく気温も関係あります。気温は、冬場は寒く夏場は暑いのが日本の気候の特徴ですがどちらも両極端は外壁塗装をするうえで好ましくないとされています。

まず、夏場に関してみてみると気温が35度以上ある場合には塗装をするうえで塗料が柔らかくなってしまう傾向があります。そうすると、ハケで塗った場合でも薄くしか塗ることができません。これは、絵の具で絵を描くときをイメージすると分かり易いです。

例えば絵の具を水で溶きすぎると薄くなってしまいます。当然それを紙に塗ると薄い色しか出ません。これは、色が広がってしまうからです。これを濃くしようとするならば、何度も塗らなければならないでしょう。逆に、絵の具をあまり水で溶かないと絵の具自体が濃くなりぱっちりときれいな色を出すことができます。気温が上がってしまう夏場は塗料が柔らかくなってしまうのであまり適さないでしょう。

逆に、冬の場合も今度は塗料が溶けにくいことが問題になります。特に、気温が5度を下回っている場合には塗料は溶けにくくなり、塗装するときにかなり厚みができてしまう可能性があります。そうすると、たくさんの塗料を使わなければならず仕上がりにも時間がかかり、請求金額が高くなるなどの問題が発生する可能性があります。

このように、気候によっても外壁用塗装しやすい時期としにくい時期があるのです。ただ、必ず冬と夏が悪いわけではありません。なぜなら、冬場と夏場でもそこまで気温が上昇・下降しない時期があるからです。

大阪市の1月の気温は氷点下になることもありますが、12月の初期のころの気温の場合は氷点下になることはあまりなく、ほとんどの場合外壁を塗装する昼間の段階で12度以上の日もあります。同じ冬の期間でも1月の気温と12月上旬の気温では随分と違いがあることが理解できるかと思います。そのように考えると、冬のはじめの頃を塗装時期の選択肢の一つとしてみても良いでしょう。

夏場に関しては、気温が30度を超えるのは7月中旬からが多くなります。梅雨の時期が重なるため多少延期することはあるかもしれませんが、塗料のことを考えれば6月から7月ぐらいにかけて塗装をしてもそれほど悪くはないはずです。

キャンペーンなども考慮しておこう

これから外壁塗装をするならば、事前にキャンペーンの時期を考慮してみるのも一つの方法です。外壁塗装しやすい期間はたしかに春から秋になりますが、先程の通り、必ずしも冬と夏に外壁塗装が出来ない訳ではありません。施工業者は春と秋以外にも夏場や冬場にも塗装を行ってくれます。

外壁塗装の時期としてお客さんの方も事前に情報を得て春と秋を業者へ依頼する傾向があるため冬場と夏場は予約が少ない可能性が高いです。そこで業者では、冬や夏の前あたりに安く塗装をしてくれるといった内容のキャンペーンが実施されます。

ただ、どの業者がいつキャンペーンを行うかは明確ではありません。それを知るためには、事前にホームページなどで確認をしておく必要があります。数週間に一度ぐらい業者のホームページを見ておきキャンペーンが告知されたときに外壁塗装を依頼すれば、通常よりもお得に塗装することが出来るわけです。もちろん、多少完成する時間が長くなる可能性はあるものの、金銭的な負担を減らすこともでき、満足できる仕上がりになることは間違いありません。春・秋以外の施工で問題なければ、キャンペーン期間を上手に利用して塗装をするのもおすすめです。

 

一般的に、大阪で外壁塗装をする場合には春と秋が良いとされています。それぞれ、雨が降りにくく気候が良いからです。逆に雨が降りやすいときは延期が繰り返される可能性を視野に作業期間を考えておくことが大切です。一方で、冬場は極端に気温が低く塗料が固まってしまうこと、夏場は気温が高く塗料が柔らかくなりすぎてしまうなど塗料に影響を与えてしまいがちですが、夏・冬にはキャンペーンを行っている業者もありますのでそれらも参考にして塗装のタイミングを選ぶことが重要です。

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