どんな塗料を選べばよいのか

公開日:2019/08/21  最終更新日:2019/10/25


恐らく大抵の場合、専門家が家の劣化具合などを見ていくつか塗料を提案してくれると思いますが、そこから何をどう選べばよいのか、素人には見当も付きませんよね。

ここでは、塗料を大きく5種類に分けて簡単にまとめています。

アクリル

・耐久年数は4~6年

・オーデグロス、プリーズコート、アレスアクアグロスが代表的な塗料。

他の塗料に比べて安価、ハッキリした色合いが持ち味だが、耐久年数が低いため塗装する頻度が高くなる。近年は外壁用塗料に向かないとされる傾向にある。

・適用下地は、コンクリート、モルタルなど。

ウレタン

・耐久年数は6~8年

・クリーンマイルドウレタン、水性ファインウレタンが代表的な塗料。

・紫外線に強く、アクリルよりツヤが長持ちするが、耐久性が低く変色する場合がある

・適用下地は、コンクリート、モルタル、製品によってはアルミやステンレスなどの金属にも対応可能。

シリコン

・耐久年数は10~13年

・ファインシリコンフレッシュ、クリーンマイルドシリコン、セラMシリコン2が代表的な塗料。

費用対効果が良い定番塗料なので、現在最も人気が高い。種類によって耐用年数に大きく差が出ることと、ひび割れしやすいのがデメリット

・適用下地は、コンクリート、モルタル、ALCパネルなど。

ラジカル制御形

・耐久年数は12~15年

・パーフェクトトップ、アレスダイナミックTOPが代表的な塗料。

・劣化の原因、ラジカルの働きを抑制する性質を持つ。防藻、防カビ、耐久性に優れているが、販売されてからまだ歴史が浅く、扱っていない業者も多い

・適用下地は、コンクリートやモルタル、木部、金属など幅広い。

フッ素

・耐久年数は15~20年

・ルミステージ、ファイン4Fセラミック、クリーンマイルドフッソが代表的な塗料。

・耐久性に優れており、親水性の性質もあるので汚れが落ちやすいのが特徴。しかし非常に高額なのに加え、ツヤが強く、安っぽく見えてしまうと敬遠されがち。

・適用下地は、コンクリート、モルタル、ALCパネル、金属など。

耐久年数が長いのに比例して値段も上がります。

 

他に、光触媒や無機といったタイプの塗料もありますが、今最も人気が高いのはシリコンです。

また、これらの塗料は水性か油性か、さらに1液型か2液型かに細かく分類されています。

それぞれに良い点と悪い点があるので比較することが大切です。

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